脳腸相関3

私たちを突き動かすドーパミン

「我々はすべからくドーパミン中毒者である。ただの一人の例外もない。」

まだ若造であった私が、

この事実に突き当たったのは腸と脳の関係を書物で調べている時期でした。

生きていること、というのはドーパミン中毒者である。

ドーパミンというどこか聞いたような、

でも難しい横文字の生物学用語のように感じるあなたが、

すぐさま、このページから離脱するのを防ぐために、

涙ぐましいSEO対策ですが、たいへんすみやかに、すごく簡単な例を出します。

私たちの日常はドーパミン中毒

ここは私が時々訪れるラーメン屋です。

「ほいさ!」

という元気な掛け声に活気を感じながら、

リーズナブルで美味しい豚骨ラーメンが食べられます。

ちなみに、うちの整体院の看板も同じセンスです。

 

時間帯によっては混んでおり、

そんな時は店舗前の軒先のベンチに座って並んで順番を待ってます。

子供が産まれて以来、妻が頑なにテーブル席を要求しますので、

私は子供と一緒にヨダレを垂らしながら、お腹を鳴らして待ちます。

後ろに並んでいる人で、カウンター席でも良い人には先に行ってもらいます。

こんな時、ドーパミンの分泌が絶頂に達しています。

 

いやしかし、ドーパミンの出始めは、

「そうだ ラーメン屋、行こう」

と思った時からです。

つまり、ドーパミンは「やる気ホルモン」と呼ばれる通り、

人の幸福という絶頂状態に「先行して」出ているホルモンなのです。

そうです、JR東海のあのキャッチフレーズは、

あなたのドーパミンを分泌させるためだったのです。

本当に京都に行ってしまった人は洗脳されやすい人です。

そしてテーブルに着き、

ドーパミン→セロトニン

整体師としては、あまりお勧めできる食事ではございませんので、

皆様の脳と腸を刺激しないよう、あえて小さな画像にしました。

気を取り直して、そしてテーブル席に着き、

スープを一口啜り、

麺を画像のように箸でつかんだ頃には、

これまで出過ぎていたドーパミンを抑制するために、セロトニンが放出されます。

「美味しい」と感じている、あの時です。

そう、前回の記事で書いた腸で作られる脳内ホルモン、セロトニン、

出ないと鬱になるという、幸福ホルモン、あのセロトニンです。

まるでSEOキーワード対策かのように当ブログで繰り返されるあの生物学用語、

セロトニンです。

私たちが「幸福」と呼ぶ状態は、セロトニンで満たされています。

その幸福ホルモン、セロトニンは前回の記事に図で示したように、

腸内細菌が働いてビタミンB群とともに作られます。

 

今度は「はたらく細菌」という漫画を誰か描いて欲しいと思うぐらい、

腸内細菌たちの涙ぐましい働きによって、私たちは幸福を感じています。

 

腸と脳の終わらぬ旅

現代社会では、もはや、二元論の人は通用しておりません。

つまり物事の良し悪しだけで、簡単に物事を判断できる事象は減りつつあります。

二元論で生きている人ほど、生きづらさにぶつかっているでしょう。

 

豚骨ラーメンは腸内細菌にとって罪深き食べ物です。

ところが、私たちのドーパミンを刺激し、セロトニンを分泌させ、

幸福にもしてくれます。

共にセロトニン体験をすることによって、

友情が深まったり、喧嘩をしていた夫婦が仲直りしたり、

そこから恋が始まることもあるかもしれません。

 

もはや国民食と呼ばれるラーメン。

ラーメン屋さんというのは、日本人に影響力のある存在になっているのです。

しかし翌日、私のお腹からの大きな便りは、バナナ型ではなくなり、

エビオス錠を体に詰め込むことになります。

 

私たちは必ず、何らかの、中毒者なのです。

 

その対象が、

情報的には、

推しのアイドルであろうが、インフルエンサーであろうが、

テレビであろうが、YOUTUBEであろうが、お金であろうが、

課金制のスマホゲームであろうが、

数学の難問を解くことであろうが、情愛であろうが、

崇高な宗教的精神であろうが、

肉体的には、

食欲であろうが、性欲であろうが、

睡眠欲(セロトニン→メラトニン)であろうが、

全て、めでたくドーパミンの支配下です。

 

とりわけSNSは、その人間の仕組みを利用して作られています。

だからやめられなくなったり、鬱になったりする人がいます。

健康マニアが、不健康な場合も

心と身体を切り離しているからではないでしょうか。

 

この辺りから、若かりし頃の私の

腸と脳をめぐる旅の実体験は、

フェイズが変わり始めます。

つづく

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